うっかり日焼けしてしまった!そんなときのすぐにできる対処法をお伝えします。
日焼け止めを塗りなおすタイミングが無かった!
そのあと、開き直ってそのままにしていませんか?
日焼けを放置しておくと、シミやシワ、くすみなどの肌トラブルを招いてしまいます(@_@;)
今回は、そんな緊急事態に効果的な日焼けの応急処置をご紹介します。
もくじ
1.そもそも日焼けとは?
日焼けとは、紫外線(主にUVB)によって肌がダメージを受けた状態のことをいいます。
具体的には、紫外線が皮膚に吸収されることで、皮膚の細胞が炎症を起こし、赤くなったり、黒く色素沈着を起こしたりすることがあります。
日焼けは、肌の防御反応としてメラニンが生成され、皮膚が黒くなることでもあります。
炎症(軽いヤケド)の防御反応がシミになるってこと!
2.日焼けが引き起こす肌トラブル
実は、日焼けを長年しつづけることで皮膚内の細胞組織に少しずつダメージが蓄積し、その時だけの問題にとどまらず、将来的な肌トラブルにつながる可能性もあります。
肌のシミ、シワ、たるみといった肌の老化の80%は、紫外線のダメージのせいだともいわれています。
光老化(ひかりろうか)っていうんだって
加齢による老化は経年で起こりますが、光老化は浴びた紫外線の量や強さ、時間などで進み具合が決まります。
つまり、肌の老化を遅らせるためには、日々の紫外線対策の積み重ねが大切です。
常に紫外線防御と日焼けのアフターケアを行うことが肌の老化を防ぐ決め手となるのです。
光老化では、紫外線を多く浴びたパーツに次のような症状がみられます。
- シミ
- そばかす
- 深いシワ
- 乾燥と肌あれ
- 弾力性の減少
うっかり日差しを浴びてしまったら、できるだけ早くアフターケアに取りかかりましょう。
一般的な炎症を起こした場合と同じように冷やすことで症状を軽くすることができます!
ヤケドのときにすぐ冷やすと一緒だね!
そしてなんと、紫外線を浴びてから72時間(3日)経つと、メラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)が活性化してしまうのです。
将来の肌のためには、このメラニンの生成をできるだけ抑える対策も重要です。
3.応急処置(アフターケア)の手順
日焼けのアフターケアはできるだけ素早く始める必要がありますが、適切な手順を踏むことがポイントです。
正しい手順を踏まない場合、逆に肌の負担になることもあるので要注意です。
ぜひ、以下の順番通りにやってください。
①まずは肌をしっかり冷やす
できるだけ早く冷やしましょう。
濡れタオルに氷や保冷剤をくるみ、日焼けした部分に当てて冷やします。
なお、このときジェルのついている冷却シートの使用はNGです!炎症を起こした肌には刺激になってしまう可能性があります。
②冷えたら保湿して肌を守る
肌のほてりや赤み、痛みが落ち着いてきたら、皮膚を保湿します。
日焼け後の肌は紫外線によって角質層がダメージを受け、バリア機能が低下しています。
そのため、表面の水分を補ったり、外部からの刺激から肌を守ったりするために保湿をすることで肌を保護してあげる必要があります。
日焼け直後の肌は敏感になっているので、保湿の際も注意が必要です。
化粧水は強くパッティングせず、やさしくプレスするようにしてください。
また、日焼けがひどく肌の炎症が治まらないときは、日頃使っているスキンケア商品の使用は中止しましょう。肌の状態が改善したあとに、乾燥肌や敏感肌にも使いやすい低刺激性のものを選んで保湿してくださいね。
③水分やビタミンを補給
日焼けしたあとの身体は、水分が失われてカラカラの状態です。それゆえに、積極的に水を飲み、身体の内側から水分補給してあげることも大切です。
さらに日焼け後は、肌の修復のために栄養素を補う必要があります。
- ビタミンA(βカロテン):皮膚や粘膜の免疫力をアップさせる効果があります。緑黄色野菜に多く含まれます。
- ビタミンC:しみの原因となるメラニン色素の定着を抑え、コラーゲンの合成を助けます。酸味のある果物や葉野菜などに多く含まれています。
- ビタミンE:血行を促進し、肌のはりやターンオーバーを整えます。ナッツ類や大豆製品などに多く含まれています。
ビタミンACE(エース)!
食事で栄養補給できない場合は、手っ取り早くサプリメントの摂取で補うのもおすすめです。
私が愛用しているのは、FANCLのマルチビタミン&ミネラルです!
4.まとめ
日焼けしたときの応急処置(アフターケア)についてご紹介しました。
①まずは肌をしっかり冷やす
②冷えたら保湿して肌を守る
③水分やビタミンを補給
「日焼けしたけど、外出先で冷やすものが無い!」という場合は、冷たい缶ジュースなどを清潔なタオルに包んで肌を冷却するのも手だと思います。
将来のために、日差しから大切なお肌を守りましょう!
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